Ikkeby-Vのヘッドカノン



人智は果なし 無窮の遠に
いざ其の星影 きわめも行かん

──杉谷代水1作詞、C・C・コンヴァース作曲『星の界』より。

告知スレッド下書き

現在、私Ikkeby-Vを始めとする複数の財団メンバーによって、「財団外宇宙支部」という企画を進めています。これは、その名の通り地球外での財団の活動についての設定を参加者全員で定め、それに基づいた記事を書いていこうというものです。

現在は、参加者の間で大まかな設定を定め終わり、「外宇宙支部とはどういう場所か」ということをわかりやすく説明するオリエンテーションtaleの共著作業へと進んでいます。また、設定をまとめたハブページの設置が当面の目標となっています。

今までに決定している外宇宙支部の設定については、こちらのまとめ(外部サイトに飛びます)を参照してください。

参加者

企画での作業について
作業は、主にこの企画専用のwikidotサイト(外部サイトに飛びます)と、IRCチャット上での週2回の定例会によって進められています。定例会では、企画の骨子となる共通設定の擦り合わせや、上述のオリエンテーションtaleやハブなどといった重要な作品の下書きの共著作業などを行っています。また、この共著記事とは別に、個々の参加者が一人で記事を執筆することもあります。

定例会は毎週水曜と金曜の22:00~24:30の間、チャンネル「#scp-star」を設けて行っています2。「#scp-star」への入り方についてはこちらを参照してください。

参加希望の方について
基本的に募集中です。このスレッドで参加希望を表明した上で、こちらの参加希望書(外部サイトに飛びます)を提出してください。ただし、オリエンテーションtaleおよびハブの執筆作業が開始されているため、すでに決定された基本設定の変更に繋がる提案は受け付けにくい状態になっていることをご了承ください。

また、この企画に関する質問もこのスレッドで受け付けます。


先行する関連スレッド: 外宇宙における財団に関する共著記事のためのIRCチャットでの議論のお知らせ

宇宙船の名前(一例)

XS(Ju)OC-1A

この船の名称は以下の要素から構成される。

X:現状接頭記号(現在の運用状態を表す)。Eは「Expelimental」(実験機)の意。実用段階にある船の場合は省かれる。
S(Ju):運用環境記号(運用される環境を表す)。Sは「Space」(宇宙)、(Ju)は「Jupiter」(木星)を示し、宇宙空間の中でも木星での運用に特化していることを示す。
O:任務変更記号(本来のものから変更された用途を表す)。Oは「Observation」(観測)の意。用途が変更されていない場合は省かれる。
C:基本任務記号(本来の用途を表す)。Cは「Carrier」(輸送船)の意。上の任務変更記号と併せて、元は輸送船として設計された船級をベースとした観測船であることを示す。
1:設計番号(同じ用途の船の中で何番目に開発されたかを表す)。この場合は1番目に作られたことを示す。
A:シリーズ(何番目に開発されたサブタイプかを表す)。この場合は1番目のサブタイプであることを示す。




・正式名称は「00ブロック3」で、愛称が「外宇宙支部(Outerspace branch)」。

・地球外異常存在の調査、地球外への収容設備設置、それに付随する外宇宙施設の維持、外宇宙活動能力を持つ他の要注意団体への対抗などを主な任務とする。

・火星、木星のガリレオ衛星、小惑星帯や木星トロヤ群、アポロ・アモール群の小惑星、エッジワース・カイパーベルト天体などに恒久的なサイトが設置されている。

・これらの広範な活動範囲をカバーするため、レーザー核融合推進あたりを用いる大型宇宙船が1980年代頃より就役し、現在はそれが主力となっている。

・ノリは宇宙艦隊というよりは探査船団。

・宇宙船の型式/艦級名は軍用航空機のような番号。個々の船の命名規則などは特に設けない(SCPSの船名を決めるのは、機動部隊の名前と同様に執筆者の楽しみでもあると思うため、規則とかは設定しないほうが良いかと)。

・超光速航行が可能な宇宙船は実験船などのごく一部を除き存在しない。また、レベル4/特殊クリアランス持ちあたり以外には存在は開示されていない。そのため、太陽系外の異常存在探査に関しては、奇跡論による超光速航法を実用化しているGOCに分があるのが現状である。

・財団の得意分野であるヒューム関連技術を元にした、周囲の空間のヒューム濃度を人為的に低下させることによる疑似現実改変型FTL航法などが研究されているかもしれない(「物質が光速を越えられるように現実を改変しよう」という発想に基づくもの。現実改変って周りの物理法則もどうこうできるんでしたっけ?)。

・所属する機動部隊のうち、宇宙空間で主に活動するものは「軌道機動部隊(OTF)」となっている。

・プロメテウスの小惑星加工テクノロジーを流用するのであれば、財団が接収したのはその産物たる衛星基地ではなく小惑星加工テクノロジーそのものであり、実際に基地を作ったのは財団ということになりそう。

SCP-001-OS - ロズウェル事件[機密解除待ち]



ええ、はい、ピエネータ計画は全面中止です。カナイシ博士は再起不能の重体ですし、彼が何をやっていたかは白日の下に晒されたわけですから。「悪は滅びる」……こういう月並みな言い方は、本来であれば僕の好みじゃないんですが、今回は状況が状況なので、どうしても……。

カナイシ博士がやっていたことがばれた理由ですが、よくあるように、たった一つの判断ミスです。もっとも、今回のミスはオブジェクトとの向き合い方に問題があったがためのものと言わざるを得ません。そもそも確保、収容、保護という本来の向き合い方からの離反が今回の事件の発端なので、上手くできた話といいますか何と言いますか。

はい、本題に入れ。わかりました。カナイシ博士は、自身が扱っていたオブジェクト——SCP-2806-█の異常性に、確実な再現性があると思いこんでいたんです。確かに、今までのSCP-2806-█による実験では再現性らしきものが観測されていますが、元々が試作段階の欠陥品だったようですし、常に同じ結果が生じるとは限らない。油断してはならない。そこを見落としていたんですね。

カナイシ博士は、彼女の右腕も稲倉研究員の場合と同様の、宇宙機の構成要素に置換されると予測していました。しかし、実際に生じたのはまったく別のものだったのです。彼女が目を覚ました時には、右腕は準備を整えていました。

もう噂はそちらにも届いているかもしれませんが——彼女の右腕は、原理不明の高エネルギービーム兵器の発射装置に置き換えられてしまったんです。

いやあまったく酷いものです。カナイシ博士の研究室はおろか、サイトの外壁にまでばかでかい風穴が開いてしまったんですからね。サイト-0081が地球上にあったのがせめてもの救いです。博士自身もビームがかすっただけで左腕を肩から丸ごと持って行かれました。撃った本人曰く、威嚇射撃のつもりだったそうで、射線自体も威嚇射撃規定に準じたものでしたが、予想外に威力が凄まじかったらしく……。

サイトの一部が吹き飛ぶ大事にまで発展してしまったので、外宇宙支部としても動かない訳にはいきません。お偉方は今のところ、おおかたの責任をカナイシ博士個人のものとする形で決着をつける気みたいです。「財団の活動に支障と不利益を与えない限り、職員個人の研究は黙認される」という、外宇宙支部の気風そのものを封殺されることだけは避けようとしているんでしょう。何せ当人が意識不明の重体ですから、半ば死人に口無しというわけで。それに、ピエネータ計画自体にも、あれが正規計画だった頃から結構な数の反対者がいましたしね。

ヒラ職員の反応? 「ヒューッ」だの「まぎれもなくヤツさ」だの、彼女への賞賛で溢れかえってますよ。なにせ、事態の見てくれが「人に無理矢理改造手術を施す博士」というわかりやすい悪役を、「腕がすごいパワーの銃になった」人間が吹き飛ばす、という、いかにも勧善懲悪な図式になってしまったわけでして。しかも、善の側がとびきりの美少女ですからね、無理もないです。外宇宙支部に新たなるスーパーヒロイン、「スペースオサキ」が誕生したのです。元ネタでは███ガンは左腕だってことなんか、誰も気にしてません。

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